おつかれさまです。
ヤマヒナです。
先日の大雨で被害にあわれた方々、1日でも早く安心して暮らせるよう、元の生活にもどれるよう、心から応援しております。
さて、今回の豪雨で私の家のある地域も、土砂災害の避難指示も大雨特別警報も発令されまして、振り返ってここがよかったなと思うポイントをまとめていきたいと思います。
家が川のそばなんだけど家の基礎が高い
これ。
住んでてよかった物理的に高い家。
私が住んでる辺りは山の斜面を切り開いた新興住宅街で、すぐそばを小川が流れています。
区画整理のときの都合か、ここら辺の新しい家は、道路から2~4メートル程高い基礎の作りになってます。
斜面をくりぬいてるので、下に車庫があってその上に家が建ってるイメージですね。
いつもちょろちょろしか流れない小川が濁流になってましたけど、あふれても斜面だし基礎高いしっていう安心感がありました。
地面ごと崩れ落ちたら危険なのでほんとは避難するべきだったんでしょうが、前の記事でも書いた通り家族みんなで家に立てこもりました。
普段は家に入るのに階段上らなあかんのが地味にしんどかったりしたんですが、こういうときはちょっと安心できました。
母親の買いだめ癖
母親は安い時に買いだめする癖があります。
普段は冷蔵庫も食料品置き場もパンパンで夫婦喧嘩のもとにもなってるんですが、今回はこれに助けられました。
大雨特別警報が発令されたあと、道路が通行止めになりました。
山の斜面の家から山のふもとの駅に行っても、電車止まってる、バス止まってる、道路通れない、と三拍子そろって、私が住んでいる一帯は陸の孤島になってしまいました。
会社休めるヤッホーい!……なんて言ってたのは一瞬。
雨の中、とりあえず食材の買い足しに行くかと出かけて行った父親。
無事帰ってきたんですが、交通がマヒしてるのでこのあたりで1つしかない唯一のスーパーに商品が届かず棚は空っぽ。
熾烈な争奪戦を経て持ち帰った戦利品は4枚切り食パン1斤だけでした。
家族3人で食パン4枚。
そんな時に母親がじゃあこれを出そうかしらなんて言って持ってきたのは、缶詰やインスタント食品や乾麺の類。
賞味期限はちょっぴり過ぎてましたけど贅沢は言えません。
母親のため込み癖がこんなところで役に立つとは思いませんでした。
やっててよかった家庭菜園
我が家は庭の小さいスペースでプチトマトやきゅうりを育てています。
大雨の中、スーパーで生鮮食品が全滅していた我が家の唯一の野菜は、この庭でとれたプチトマトときゅうり。
物流が回復して食べ物が手に入るようになるまでは、パスタとトマト、ラーメンときゅうり、という食卓でした。
家の土台が高いので庭もそれほど被害がなく、庭の野菜が食卓に色どりを添えてくれました。
ただし、長く雨が続きすぎて、きゅうりの葉っぱは変色してしまいまして、雨が止んだ今になって、ついてた花のつぼみが落ちてしまいました。
今回のことで食料を自給するって大切なことなんだなって感じました。
さいごに
今回の大雨でいろいろ災害に備えることって大切だな感じました。
最近は地震も多いし、台風でもないのにこんなに雨が降るとも思わず、人間のど元過ぎれば熱さを忘れるから、忘れないうちにいろいろ考えとかないとと思っています。
でもみんな考えることは一緒なのか、やたら水とか缶詰とか売れてますね。
ホームセンターに行ったら防災関連商品が品薄とのことでした。
この教訓を忘れないうちに私も防災セットをそろえたいと思っています。
特に私が住んでる関西は、南海トラフ巨大地震がいつ起きてもおかしくないって言われてますからね。
ぱっと持って逃げれるセットを作って備えておきたいと思います。