おつかれさまです。
ヤマヒナです。
いつもは庭で放し飼いのうちの犬なんですがときどき脱走癖を発症します。
このめちゃくちゃ暑い中、犬が脱走癖を発症し外でぐったりしてるところを確保したので、今回はうちの犬にやって効果があった熱中症対策を備忘録がてらまとめます。
犬がいないことに気付く
何回目でしょうかね。
数か月に1回、思い出したかのように脱走するうちの犬。
いつも夏場は庭のコンクリートの影の部分で寝てることが多いんですが、ふと見たらその定位置からいなくなってました。
まさかと思って庭を確認したんですが、日陰になってる芝の上にも、ウッドデッキの下にもおらず、「脱走した!!」と思って慌てて家を飛び出したところ、家の門の外のところでぐったりしているところを発見しました。
犬の熱中症の症状
どれくらい外に出てたのかはわかりませんが、呼びかけてもか微かに反応するだけで自力で歩こうともしません。
抱き上げるといつもより明らかに体温が高く、激しく呼吸をしているのですぐに熱中症を疑いました。
とにかく急いで体温を下げないとと思って、庭の日陰に連れて入り水をやったんですがほとんど水も飲めない状態。
この時点で自分がパニック。
「このままじゃ犬が死ぬ!」と思って、とっさに庭の水まき用の放水ホースを犬に向けて蛇口をおもっきりひねりました。
結果、犬びしょびしょ。
でもこれがうちの犬にはよかったみたいで、呼吸がみるみる落ち着いてきて、自力で水を飲み始めるまでになりました。
あとでちゃんと犬の熱中症対策を調べてみた
落ち着いてから犬の熱中症についてちゃんと調べ直しました。
犬の熱中症の初期症状
- 発熱
- 呼吸が荒い
- よだれをダラダラ垂らす
- 心拍数の増加
- 呼びかけへの反応が遅い・反応しない
- 日陰に行きたがる
- 歩きたがらずその場にうずくまる
- ふらつく
- 歯茎などの粘膜が乾燥する
- 口の中が鮮紅色
- CRTが1秒未満
- 大腿動脈拍動の亢進や弱化
- 視覚障害
- 嘔吐する
この状態からさらに進むと、痙攣をおこしたり心不全につながってしまうので、犬の体調の変化に気を付けてあげてください。
犬の熱中症予防
意外にも、熱中症になるのは室内外の犬が多いそうです。
クーラー無しでのお留守番や、涼しいところから急に外に連れ出したりすると体調をくずしてしまう犬がいるようです。
犬を室内飼いしている方は、クーラーをきかしてあげて、涼しい時間帯に散歩に行ってあげるなどしてください。
犬を外飼いしている方は、犬がいるところに日陰を作ってあげたり、十分な水が飲めるように気にかけてあげてください。
体調によっては、外犬も室内に入れることも考えてあげて下さい。
犬が熱中症になったら
- 風通しのいい日陰に連れて行く
- 水を飲ませる
- 首・わきの下・後ろ脚の付け根に水をかけるなどして体温を下げる
取り急ぎの応急処置です。
子犬や老犬、病気をしている犬を飼っている方は、体調をみながら動物病院へ連れて行ってあげてください。
応急処置でも状態が改善しない場合は、急いで動物病院を受診してください。
さいごに
案外、症状の見立てもあってたし、対処法もあってたようで、犬の熱中症について調べてから自分でもほっとしました。
昔読んだ漫画に熱中症の犬が出てきて、その犬をお風呂の残り水に漬け込んで治したみたいなシーンがあって、自分がパニクったときにそのシーンが突然頭にひらめきました。
漫画の知識が役に立つ日が来るとは思いませんでしたけど、とにかく犬が元気になってよかったです。
その後うちの犬は、水も飲むしおやつも食べるし、名前を呼んだら駆け寄ってくるくらいに回復してます。
みなさんもペットの熱中症に気を付けてあげてください。
私は今は、これまた何度目かわからない脱走対策に頭をひねっています。
自力で帰ってくるし散歩は嫌がるのに何で脱走するのか謎です。