家のイッヌ、脱走癖の果てに、ついに強固な柵に覆われることに……

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おつかれさまです!

ヤマヒナです。

我が家のお犬様、ついにお父ちゃんの目の前で脱走し、強固な柵に覆われることになりました……

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逃げ出すこと3回目/週

1回目に気付いたのは私。

熱が続いて家でぼ~っとしてた時に、家の外からざわざわと人の声が聞こえました。

通りすがりのおじいちゃん「この家誰もおらんのかいな。かわいそうに、下りれんようになってしもて……」

と聞こえたらピンと来るくらいには、庭の主のお犬様は柵や木を登って脱走します。慌ててジャージに着替えて庭に行ったら、思った通り庭のフェンスの上でぷるぷるしてるお犬様

みんなに見守られるなか、無事確保することができました。

2回目に気付いたのはお隣さん。

インターホンがピンポーンと鳴って、「それらしい犬がさっき道路を歩いていましたけどお家にちゃんといますか?」とわざわざ確認に来てくれました。

もちろん我が家のお犬様でした。

そのあとは、家族総出で大捕り物。

近所の交番にも連絡して、迷子犬捜索をする羽目になりました。

そろそろ本格的にどうにかしなければと危機感を抱いていたところで3回目の脱走。

発見者は町内にお住いのマダム。

大きなお家にお住まいでお上品な方なのですが、マダムが飼ってる犬(血統書付きのお犬様)に逃げ出した我が家の犬(保護犬の雑種)が鼻をふんふんさせながら挨拶に行ったらしく、つかまえてくださったうえに、高級車で我が家まで送り届けてくださいました。

高級なお犬様に我が家の犬がじゃれついて遊んだようなんですが、遊んだというよりは……。

犬を飼ってるのでお互い様ですよとおっしゃってくれたマダムに、両親は平謝りして手土産持って再度挨拶に行っていました。

フェンス強化策実施!

正確に言うとフェンスじゃないんですけどね。

我が家のお犬様、親ばかかもしれませんが、かなり器用賢いようなんです。

網目状になってる金属のフェンス。当然登ります。

横に棒の入っていない、縦の格子。どうやってるのかわかりませんが、なぜか登ります。

大型でしっかりした植木。登ります(バッキバキに折りながら無理矢理登る)

左右に開閉する屋外用の柵。開けて逃げ出します(人間が開けるのを見て覚えるみたい)

そこで考案されたのが、ふにゃふにゃして足を引っかけて登れないネットと、重しをどけないと動かない引き戸

庭に柱を立ててネットで一区画囲い、出入り口はでかいプランターをどけないと開かない自作の引き戸を設置。

マダムに謝った翌日、父親がホームセンターで買ってきた材料で作ってました。

……そう、結局は放し飼いなんですよね。

室内飼い断固反対派の母親VS鎖につなぐの可哀そう派父親

母方は祖父の代も犬を飼っていたらしく、当時は当然のように外飼いが主流。

それもあって、母親は犬は外で飼うものだと思っています。

一方父親は、ずっと猫を飼っていたらしく、室内飼いもやぶさかではない感じ。ただし、トイレの躾だけはしっかりしないとと考えているもよう。

そして我が家のお犬様。

保護犬の雑種、放浪期間が長く年齢不詳。犬としての行動が幼い(いまだに甘噛みや自分のしっぽを追いかけて遊ぶ)。落ちてるものはなんでも食べる(庭の花もかじるし、肥料も食べる)ので、食べてもいいもの(果樹や野菜や有機肥料)しか庭にはない。

ぶっちゃけいまさらトイレの躾とか無理。

ちなみに上から手を伸ばすとすっごい怯えるし、足に何かが絡むと鳴き叫んでパニックになります。室内で飼おうと思ったら、一室を専用部屋にしてあげないと落ち着かないと思いますが、さらに言うなら虫を追いかけて遊ぶの大好きなので、誰かが犬について遊んであげないとストレスたまりそう……。

子犬から飼ってたら室内でも飼えるんでしょうけど、野生育ちの我が家のお犬様には難しいんじゃないかという結論に至りました。

さいごに

ということで、しばらくは外のネットの中で様子見です。

我が家の犬はしょっちゅう逃げ出すので、ご近所さんの間ではけっこう顔が知られています。

そんな我が家のお犬様を、勝手に散歩に行って門のところでお座りして入れてもらうのを待っている賢い犬と誤解している方がおられるらしく、なんとその方、新たに保護犬の飼い主になってくれました!

いやぁ! ありがたいことです!

(なので誤解は誤解のままにしています)

まだ子犬だっていうその保護犬、どう見ても大型犬サイズなんですけどね!

家の犬は小ぶりの柴犬っぽい見た目で抱っこもしやすいサイズなんですけど、そのご近所の子犬様、うちの犬(成犬)とほとんどサイズ変わりませんからね!

犬飼うの初めてだけど子犬ってこんな大きさなのかしら?って疑問は感じていらっしゃるようです。

足が太くてがっしりしてたら将来有望だと思いますが、とりあえず元気に育ってくれるのが1番ですよって笑ってごまかしました。

子犬は子犬でも、産まれてから何か月経過してるかでサイズはかなり違いますから。

その保護犬の子犬も雑種らしいのでどんな風に成長するのかはわかりませんが、ご近所に愛犬家が増えるといううれしい出来事もありました。

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