【第三者委員会設置へ】ソーシャルレンディングへの増資は断念

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先日、SBIはどうなんだろね~……という記事を書いたところで、SBIソーシャルレンディングさんのホームページに「第三者委員会設置のお知らせ」が出ていました。

えーーー!

ひょっとしてこれは貸し倒れ案件なのか……?

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ソーシャルレンディングとは

そもそもソーシャルレンディングとは、個人投資家からお金を集めて、お金を借りたい企業に貸し付け利子を配分するというもの。

投資の中ではミドルリスク・ミドルリターンと呼ばれており、資産運用の初心者さんやリスク回避型の投資家の人はあまり手を出さない部類の、そこそこリスク高めの投資です。

今回問題が発覚したSBIグループが運営するSBIソーシャルレンディングは、一昔前は「大手だから安心」と言われていた運営会社です。

貸付先に重大案件

今回は貸付先に重大案件とあり、どちらかといえばSBISLが被害者側らしいのですが……。

先述した通り、投資家は仲介会社(この場合はSBIソーシャルレンディング)が持ってきてくれた投資案件にたいして、「〇〇円お金を出しますよ」と投資をするのがソーシャルレンディング。

仲介会社が騙されて嘘の案件を持ってきていたら、投資家は何を信用してお金を出したらいいんでしょうか?

今回は内部調査で発覚し、第三者委員会を発足とのこと。

憶測ですけど……

社内に詐欺に加担してた人がいたりなんかしませんよね?

というかお金返してね?

こっちも騙されたんだから知ーらないとかやめてよ?

改めて投資リスクを考える

当然ですが、投資にはリスクがつきものです。

株式投資にしろ、投資信託にしろ、不動産にしろ、絶対に儲かる投資なんて存在しません。

コロナで大手の会社も今後どうなるかわからないし、地震が起きれば不動産なんて一瞬で瓦礫の山になるし、仮想通貨やFX、バイナリーオプションはそもそもリスクが高いと言われているし。

今後しばらく世界情勢が不安定なら、堅実な投資信託か、国債を買っておくのが手堅いところなんでしょうか。

さいごに

この記事書いてる段階では、ニュースではまだ詳細が出てないんですよね。

いろいろ見て回った結果、どうも昨年の11月・12月の元本の返済に問題があって、そこから今回の件が発覚したらしいです。

一部ではメガソーラーの案件じゃないかって噂も出てますが、正式にどのファンドなのかの発表は無し。

問題のファンドが一つなのか二つなのか、あるいはそれ以上なのかも不明。

第三者委員会の調査結果が公表されればすっきりすると思うんですが、ソーシャルレンディングは投資にまわした資金が返済期間が来るまで引き出せない投資なので、問題のファンドだけでも先に教えてほしいなぁというのが本音です。(教えてもらってもお金返ってこないの確定するだけなんですが)

今回のことで投資先のデータをしっかり見ることは重要だと学んだので、元本返ってこなかったら、ちょっとお高い勉強料だと思うことにします。