よく行くお蕎麦屋さんで出されるハーブティー。
ティーポットの中身はブレンドしてるハーブティーでした(勝手に中身見てすみません)。
素人でも見て分かったのはカモミールが入ってるということだけ。
お茶にして飲むとほっとする飲み心地のハーブです。
カモミールにはジャーマンカモミールと、ローマンカモミールと種類がありますが、ここではジャーマンカモミール(カモミール・ジャーマンとも)を紹介します。
ジャーマンカモミールには殺菌、抗炎症、抗ウイルスに有効で、肌荒れや、更年期障害、生理痛の緩和にも効果があるとされています。
古代においては病気の治療などに幅広く利用され、髪を美しくするとされ、シャンプーの成分としても使われてきました。
ジャーマンカモミール(カモミール・ジャーマン)とは
学名
Matricaria chamomilla
科名
キク科
採油方法
花の水蒸気蒸留法
香りの特徴
フローラル系、甘くややすっきり、ローマンカモミール(カモミール・ローマン)よりもまろやか
揮発度
ミドルノート
香りの強さ
中
心への働き
・安らぎを与える
・心地よい眠りに誘う
体への働き
・関節痛の痛みをやわらげる
・更年期障害の症状を緩和させる
・切り傷や虫刺されの治癒を促進させる
肌への働き
・抗炎症作用から肌荒れを改善する
作用
抗炎症・抗ウイルス・鎮静・鎮痛・血圧降下・殺菌・抗アレルギー・女性ホルモン様
主な成分
酸化物類ビサボロールオキサイドA、ビサボレンオキサイド、ビサボロールオキサイドB、セスキテルペン炭化水素類trans-β‐ファルネセン、カマズレン
おすすめの使い方
芳香浴、アロマバス、マッサージ
あわせて使いたいおすすめのエッセンシャルオイル
イランイラン、ゼラニウム、ベルガモット、ラベンダー、レモン、ローズ等
ハーブの活用法
ジャーマンカモミールのハーブティーには、健胃、消化促進、鎮静、消炎作用や、風邪、便秘の改善の効果があるとされています。
おなかの調子を整えたいときや、風邪を引いて体調がよくないときは、温かいハーブティーにして飲んでみるのがおすすめです。
気持ちを落ち着かせて寝つきを良くしてくれたりもするので、寝れない夜はジャーマンカモミールのハーブティーでほっと一息ついてみてください。
ハーブティーの入れ方ほこちらの記事を参考にしてみてください
注意点
ジャーマンカモミールはキク科の植物です。
キク科植物にアレルギーのある方が使用する場合は注意してください。
また、妊娠初期の方も使用を控えてください。