『必死すぎるネコ』
沖 昌之
辰巳出版
仕事帰りに立ち寄った本屋で見つけました。
猫の決め顔を集めた写真集は多くありますが、けっこう崩れた顔でうつっちゃってる猫が多い写真集です。
顔崩れてるしかわいくない…
と思いながらページをめくっていくと、何気ない猫の変顔や変なポーズがだんだん面白くなってきて、必死にしがみつくその姿が目に飛び込んできた瞬間吹き出してしまいました。
負けました。
よかったところ
小さい写真集なので、比較的置き場所に困らないところがいいですね。
ときどき馬鹿でかい写真集がありますが、置くところに困りますからね。
大きな写真集はお値段も高いので、どうか図書館に入りますようにとお祈りしてます。
さて、今回のこの『必死すぎるネコ』ですが、決め顔の猫じゃないと書いたとおり、かじりついて変顔になってたり、そのポーズでうつっちゃって「きみ、ほんとにいいの?」と聞いてあげたくなったりする、ある意味、自然体な猫の写真集になっています。
私がツボにはまったのは、塀にしがみついてるやつです。
猫なので、落ちてもケガはしないだろうに、必死にしがみついてるんですよ。
写真ですが、この猫、腕ぷるぷるしてるんかなと思ったら、かわいくておかしくて笑ってしまいました。
中の写真を載せることができないのが残念ですが、立ち読みOKな本屋さんもあります。
気になったら本屋さんで確認してみてください。
気になったところ
見ていただいたらわかるんですが、この本、写真集としてはよくある形なんですが、正方形の形してます。
文庫本・単行本用の奥行の浅い本棚だとちょっと前が飛び出ちゃう感じです。
文庫本棚を持ってる友人が、はみ出す本は買わない主義と言っていたのですが、飛び出るのが気になる人は、やっぱり気になるのかなと思います。
あと、さっきも書きましたが、かっこいい・きれいな猫、という感じではありません。
猫のお茶目なところも好きな人向けの写真集です。
さいごに
動物の写真集はけっこう好きで、本屋さんにいくと写真集コーナーはよくチェックします。
最近は本屋さんに行けていなかったので、久しぶりに行けてよかったです。
この写真集は猫のお茶目なところも好きな方には、たまらない一冊になっていると思います。
立ち読みOKの本屋さんでのぞいていただいて、気に入っていただけたら手に取ってみてください。
ほっこりして笑って、癒されてくださいね。