『死ぬくらいなら会社辞めればができない理由』冒頭の漫画がつらい

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『死ぬくらいなら会社辞めればができない理由』と書かれた本の表紙に、「これ、私のことだ」とコメントがそえられていました。

本当に苦しくて、毎日がつらくて、変わらない毎日が続くことが怖くて、そして頑張れない自分を責めながら生きているときにこの本の存在を知りました。

「死ぬくらいなら会社を辞めればいい」と自分に言い聞かせながら生きていた自分が、初めて「それでいいんだよ」と言ってもらえた気がしました。

本屋で本を買うということすらしんどかったけど、あのとき手に取って本当によかったと思っています。

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よかったところ

心も体もぼろぼで、多臓器不全で病院に搬送されて、心臓が止まって、よくわからないけど生き返っちゃって、メンタルがまだぼろぼろの状態で救急病院を退院した後にこの本の存在を知りました。

ほんとうにつらいときに見つけたもんだから、めちゃめちゃ挙動不審で、本屋でなんとか本を買って、家でじっくり何度も何度も読み返しました。

頑張った自分に「もういいんだよ」と言ってあげれるようになったきっかけの1冊です。

イラストレーターの汐街コナさんのショート漫画が心に刺さり、ほんとに頑張りすぎている人には読んでもらいたい1冊です。

監修者の精神科医はちょっと人としてどうなんだという人でしたが、色目や偏見なく、今つらい人も、そばに苦しんでる人がいる人にも読んでもらいたい本です。

汐街コナさんのお母さんのセリフが秀逸でかなり励まされました。

書籍の冒頭の漫画は、汐街コナさんがTwitterに投稿しているらしいので、気になる方は検索してみてください。

気になったところ

本が発行された後ですが、監修者の精神科医の先生が10代女性と不誠実な関係だったとして、週刊誌の文春さんに取り上げれてニュースにもなってしまいました。

ほんとうにがっかりしました。

でも本の大部分を占めるイラストや漫画は汐街コナさんが担当されているので、汐街コナさんには今後も頑張って欲しいなと思っています。

まとめ

人生最高に病んでたときに見つけて読んだ本なので、とても思い入れがある1冊です。

今でも表紙を見ただけで当時のつらい気持ちがよみがえり涙が出ます。

でも、監修者の精神科医の人のことを思うと、しょうもない人間もこの世にはいるんだなって思えて涙がすっと引っ込むので、それはそれで結果オーライですよね。

今は病んでた反動で「いかにゆるく生きていくか」をモットーに、ストレスをためない生活を心がけています。

仕事が忙しかろうが、人間関係が崩壊してようが、あの世に拒否られてしまったからには、人生が終わるまで生きないといけないんですから、多少ゆるゆるしてる自分でも許せるようになりました。

頑張りすぎている人には、ぜひおすすめしたい本です。

参考にしてください。

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