葉は料理の香りづけに用いられるハーブで、エッセンシャルオイルには脳を活性化し、集中力と記憶力を高める効果があるとされています。
ローズマリーのエッセンシャルオイルには、原料となる植物の生育環境の違いによって成分に違いが表れ、約8種類のタイプに分かれています。
局所刺激・興奮作用があり、筋肉痛やこりの解消に役立つ「カンファー」、抗ウイルス・抗菌作用がある「シネオール」、アルコールや脂肪の分解を促し、肝臓・胆嚢の強壮作用がある「ベルべノン」の3種類が有名です。
ローズマリーとは
学名
Rosmarinus officinalis
科名
シソ科
採油方法
葉の水蒸気蒸留法
香りの特徴
ハーブ系、フレッシュですっきりとしたすがすがしい香り
揮発度
ミドルノート
香りの強さ
中~強
心への働き
・脳に刺激を与え、眠気を覚ます
体への働き
・頭痛、偏頭痛、めまいを和らげる
肌への働き
・肌のたるみ、むくみの解消
・フケを抑え、毛髪の成長を促す
作用
強肝・血圧上昇・抗うつ・抗リウマチ・刺激・消化促進・頭脳明晰化・鎮痛・通経・発汗・利尿・収れん
主な成分
酸化物類1,8シネオール、モノテルペン炭化水素類α‐ピネン、β‐ピネン、カンフェン、リモネン、セスキテルペン炭化水素類β‐カリオフィレン、ケトン類カンファー、モノテルペンアルコール類ボルネオール、エステル類酢酸ボルニル
エッセンシャルオイルのおすすめの使い方
芳香浴、アロマバス、マッサージ
あわせて使いたいおすすめのエッセンシャルオイル
グレープフルーツ、ゼラニウム、シダーウッド、ペパーミント、レモングラス等
料理にローズマリーを使う場合
スパイスとしては葉の部分を使用します。
肉の匂いを消すのに最適で、焼くときに肉に張り付けたりして使用したり、マッシュポテトに混ぜて香りづけに使ったりもします。
料理には広く使用されているので、興味のある方はレシピを検索してみてください。
注意点
妊娠中は使用を控えるようにしてください。