おつかれさまです。
「選択的夫婦別姓制度」の成立を密かに応援しているヤマヒナです。
自分の周りでは全く話題にならない「選択的夫婦別姓制度」。
職場は9割男性の男社会なので仕方がないかもしれませんが、そんな環境の中で1人わくわくしながら成り行きを見守っています。
前回は悲しかった
以前にも、夫婦別姓の裁判を起こした方おられて、その方のニュースもずっと追いかけていました。
結果、夫婦別姓は認められませんでしたね。
どっちの名前使うかは夫婦で選んだらいいんだし、職場での旧姓使用を認めてるしいいじゃんって判決出した裁判官にめっちゃ腹立ちました。
そうじゃないんだよ。
自分の名前を変えるってことは、ありとあらゆる変更しないといけないんですよ。
非常に手間がかかるし、時間もお金もかかるんですよ。
それに職場で旧姓使用する人なんていません。
旧姓使用する手続きに、また書類を会社に出さないといけないんです。
しかも、使っていい時と使ったらいけない時とがあってややこしい。
もうほんとにめんどくさい。
なんで「別姓でいいよ」じゃなくて「旧姓使用認める」になったのか、実質的に意味がないことに気づいていない人たちが、机の上で制度作ったんだろうなって思っています。
なぜ私が夫婦別姓を希望するのか
なぜ、こんなに夫婦別姓でいいじゃんと思っているのか。
一番大きな理由は、各種の手続きを考えたら、いろいろなことが面倒になって、「結婚」という形にこだわらなくてもいいんじゃね?と自分で思ってしまったからです。
まず、会社で雇われて働いているので、会社に「結婚して名前変わりました」と申請しないといけません。
新しい名札や社員証の発行、名前が浸透するまで関連部署や各担当者に名前が変わりましてと一言添えてから仕事の話をしないといけない。
そして財布を開けたら入っている、クレジットカード・キャッシュカード・保険証・運転免許証等のカード類の名義変更手続きと再発行。
各銀行、各証券会社、各保険会社への名義変更の申請。
まだあるかもしれませんが、考えただけでもうんざりします。
結果、専業主婦になるか、子供が本気でほしくなったら結婚したらいいか、と思ってしまうようになりました。
それでも見えてくる結婚しないデメリット
結婚しなくてもいいじゃんって思っても、いざそうするとデメリットも見えてくるわけです。
夫婦でもないのに一緒に住んでいるということで、嫌味を言う人間がいます。
ご近所では夫婦っぽくふるまうことは可能ですが、会社に通勤費の関係で住所を変更したことを申請すると、芋づる式に家賃補助の関係でも申請をしないといけません。
いきなり一軒家に引っ越せば「なぜ急に家が手に入るんだ」と借金の関係で追及され、賃貸に移ったといえば家賃の支払いや賃貸の契約書の写しを提出しないといけません。
自分が超高給取りで、自分が家を用意して相手を住まわせる場合はばれませんが、そうじゃないとばれます。
会社の事務手続き担当の噂好きのおばちゃんが面白おかしくしゃべりまくっているのを見て、自分は図太くないからパートナーとの同居はやめとこうと真剣に思いました。
そして、結婚していないパートナーは扶養に入れることもできないし、保険金の受け取り相手として申請するのも手続きがややこしくなります。
どちらかが大けがをして病院に運ばれても、家族以外面会禁止だったら面会できないこともあるそうです。
子供が生まれても認知されなかったら非嫡出子となって、相続等でもその子に不利益になってしまいます。
まとめ
結婚するもしないも、どちらにも不利益があります。
だったら結婚のハードルを少しでも下げる方向に進んでくれればと思います。
そうすれば、私のようなものぐさで結婚に悩んでる人も、思い切って結婚するんじゃないでしょうか。
ちなみに男性に聞いても、「自分が名前変えるのはめんどくさい」そうです。
社会での女性の活躍をすすめるなら、選択的夫婦別姓にしてほしいと思います。