ベチバーの癒しの効能

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インドやジャワなどの、熱帯のイネ科の植物の根から採油されるエッセンシャルオイルです。

高い粘性があり個性的な香りをしており、筋肉痛をやわらげたり、緊張をほぐしてリラックスさせる作用があるといわれています。

インドやスリランカでは「安静のオイル」「静寂の精油」の異名を持つほど、鎮静作用に効果があるとされています。

また、いろいろな精油と相性がよく、香水の香りを持続させる保留剤としてよく使用されます。

古代インドでは、根を粉にして宗教的儀式の薫香にしたり、虫よけに使ったりしていました。

ベチバーの葉は、スリランカではココナツオイルに漬け込んでヘアオイルとして使ったり、ジャワでは根を編んでマットにしたり帽子を作ったりと、さまざまに活用されています。

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ベチバーとは

学名

Vetiveria zizanioides

科名

イネ科

採油方法

根の水蒸気蒸留法

香りの特徴

オリエンタル系、癖のある土の香りを漂わせた深みのある香り

揮発度

ベースノート

香りの強さ

心への働き

・緊張をほぐしリラックスさせる

体への働き

・筋肉の痛みをやわらげる

・疲労を回復させる

肌への働き

・虫刺されの症状をおさえる

作用

強壮・抗炎症・抗菌・鎮静・消化促進

主な成分

セスキテルペンアルコール類ベチベロール、セスキペルテン炭化水素類ベチベン、ケトン類ベチベン、ベチベロン

エッセンシャルオイルのおすすめの使い方

アロマバスマッサージ

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注意点

乳幼児への使用は控えてください。

妊娠中の使用は控えてください。