おつかれさまです。
ヤマヒナです。
寒い冬の日にエアコンが壊れたらどうしますか?
もちろん修理するでしょう。
修理業者のおっちゃんも驚いた、エアコンが壊れたまさかの原因をご紹介します。
ことの経緯
ある寒い冬の日の夜中に、かすかな物音を聞きふと目が覚めました。
一瞬、パソコンがブンッと鳴ったような気がしたのです。
とりあえずの明かりを求めて、枕もとのスマホを確認したら夜中の午前2時少し前。
そこでスマホの充電ランプがついていないことに気づきました。
そしてパソコンのファンが止まり妙に静かになっていて、部屋の電気をつけようとしたら部屋の電気もつかず、「なんで夜中にブレーカー落ちるねん…」と思いながらも、寒い廊下にでてブレーカーを確認しに行きました。
家中どこの電気もつかずブレーカーが確認できなかったので、慌ててスマホに懐中電灯アプリをダウンロードし確認してみましたがどのブレーカーも落ちていません。
「まさか町内全体が停電になったんか!?」
慌てて家の外に飛び出すと、街灯の明かりが煌々としていて、めちゃくちゃ寒い真冬にパジャマで外に飛び出した自分を呪う結果になっただけでした。
はだしの足がしもやけになりそうになりながら、スマホで必死に調べます。
「早く電気をつけないと熱帯魚が☆になってしまう!!」
原因が不明だったのですが、とにかく電気を復活させたい一心で、ブレーカーを再起動させるという最終手段に行きつきました。
次の日
「昨日、ブレーカー落ちたんを強制的に復活させたから、家電製品壊れてないか見といてな」
という私の言葉を素直に聞いてくれた両親が、台所や各部屋の家電を一通り確認し、特に異常もなく、本当にブレーカーが落ちたのかと疑いの言葉を投げかけられたその日の夜。
「エアコンつかん……」
それは、今まで聞いたことがないような父親の悲しそうな声でした。
ランプが点滅していて、電気は来ているようでしたが、何度ボタンを押しても熱風を吐き出すことはありませんでした。
とにかく寒いので、湯たんぽを作り、こたつに集まって、とにかく大急ぎで修理を依頼しようということになりました。
故障の原因はまさかのコイツ
壊れてから3日後に来てくれた修理業者のおっちゃんは、家の中にエアコンを一目見て「あ~、たぶん室外機が原因ですね」と言いました。
エアコンのランプが点滅しているときは室外機に異常があるらしいです(すべてのメーカーのエアコンが該当するのかは不明)。
寒い中、雑草がぼーぼーに生えた室外機のところに行って点検してくれるおっちゃん。
「あっ!!」
叫んだおっちゃんが持っていた基盤には原因になったヤツがくっついたままになっていました。
※以下、画像注意。虫嫌いな人は閲覧中止をおすすめします。
原因はムカデでした。
ムカデが基盤の上で感電し焦げた跡がありました。
たぶんこの時の瞬間的な負荷で家のブレーカーが落ちたもよう。
で、何とかはしっこまで移動したムカデを、私が再起動したブレーカーによる通電でとどめをさした感じです。
修理業社のおっちゃんは「ムカデで基盤が壊れたのは初めて見ました」といいながら、てきぱき基盤を取り換えてくれて、家のエアコンは無事、復活しました。
まとめ
エアコンの掃除で上のほこりをとったり、フィルターを洗ったりはしてたんですけど、室外機は長年放置していました。
エアコンがなおった次の日、草が茂ったところや落ち葉がたまっているところにムカデが住み着きやすいと調べた父親が、庭の大掃除をしていました。
修理費で3万円が飛んで行ったのが悲しかったらしく、今後は、庭を定期的に点検すると言っています。
修理業者のおっちゃんいわく、ヤモリが感電して焼き付いているのはときどきある、とのことなので、室外機回りを定期的に点検してみることをおすすめします。