おつかれさまです。
ヤマヒナです。
飛行機に一緒に乗れなかったハムスターをトイレに流してしまった海外ニュースがありました。
飛行機に乗せれなくても、もっと他に対処法があっただろうと思ったんですが、どうやら、この流されてしまったハムスターはESA(エモーショナル・サポート・アニマル)だったようです。
ニュースの概要
アメリカで、女性が事前に空港に問い合わせ、ハムスターと一緒に飛行機に乗れるか確認し、許可をとった上でハムスターをかごに入れて空港に向かったところ、空港についてからハムスターを飛行機に乗せることはできないと言われ、ハムスターをトイレに流してしまったというもの。
ESA(エモーショナル・サポート・アニマル)のハムスター
実はこのハムスター、ESA(エモーショナル・サポート・アニマル)だったんです。
エモーショナル・サポート・アニマルとは、医師の指導のもと、精神病などの患者の精神面をサポートする役割で飼われる動物 で、医師が認めたら正式な認定証が発行されます。
ペットと一緒に出掛けたいという理由で、非公式の認定証を勝手に作って、ペットを飛行機に乗せようとしたりすることもあり、アメリカでは問題になっているんだとか。
でも、今回のハムスターの飼い主は、腫瘍の治療や痛みなどから精神的なサポートが必要になりエモーショナル・サポート・アニマルとしてハムスターを飼うようになったそうです。
その経緯を知っていたら、精神的な支えである動物(ハムスター)と一緒にいることができないことの動揺などで、衝動的に行動してしまったのかもしれません。
ちなみに 日本にはエモーショナル・サポート・アニマルの制度は今のところありません。
日本で飛行機への搭乗が認められているのは、訓練を受け正式に認定された、盲導犬・介助犬・聴導犬だけなのでご注意ください。
ニュースを読んで思ったこと
今回のこのニュースのタイトルを読んだだけで、正直に言うと はじめはフェイクニュース かなと思いました。
普通は飛行機に乗るのを拒否されたくらいじゃ、ハムスターをトイレに流したりしませんし。
ちょっと大げさな表現で煽ってるだけだと思ってました。
そしたら、続編でニュースが更新されて、ハムスターがESAで、事前に確認して許可証も持った行ったのに飛行機に乗るのを拒否されたとわかり、航空会社側にももうちょっと対応がなかったのかなと思うようになりました。
だってESAの動物を連れているってことは、程度はわからないけど精神的に不安定ってことじゃないですか?
飛行機で運べないなら陸路での輸送のサービスを紹介するとか、やりようはいくらでもあると思うんですけど、アメリカはやっぱり自分で何とかするっていう意識が強い国なんでしょうか。
さいごに
このニュースについて考えていたら、動物を連れて移動するのも国土が広いアメリカじゃ大変だろうなとふと思いました。
相手は生き物ですからね。
ずっとカゴに閉じ込めておくストレスとか、水やエサはどうするのかとか。
自分で車を運転して移動できるならまだしも、カゴに入れて業者にまかすのは、専門のサービスしてくれるところを選ばないとちょっと怖いし断られますよね。
輸送に陸路で1週間とかいわれたら、どうにかして飛行機で運びたいと思うんじゃないでしょうか。
ましてや精神的な支えになっている動物なら、一緒に移動したいと飼い主の女性が思っても不思議ではありません。
ハムスターもかわいそうですが、飼い主の女性も、腫瘍を無事摘出し元気になってほしいと思います。