【お医者さんからのアドバイス】寝るときだけの鼻づまりで顔に痛みが出てきたので耳鼻科に行った話

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おつかれさまです。

鼻づまりのヤマヒナです。

寝るときだけなぜか片方の鼻だけつまるのですが、ほっといたら顔や頭が痛くなってきたので、思い切って耳鼻科を受診しました。

今回は、その時の実際にお医者さんから言われたアドバイスをまとめます。

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アレルギー体質で慢性鼻炎

私はもともとアレルギー体質で、今はだいぶましになりましたが、幼少期からのアトピーに、各シーズンの花粉症は当然のこと、通年性のハウスダストにもアレルギー反応が出ます。

小さい時から皮膚科や耳鼻科にはお世話になっていたのですが、大きくなってくると「別に死ぬ病気じゃないし」と思って、めんどくささが勝り、次第に通院が遠のいていきました。

年中鼻水が出るので、カーペットをやめてフローリングにして掃除をしやすくしたり、空気清浄器を自室に設置したり、ダニ用の布団クリーナーを買ったり、ダニに強いと言われる寝具をそろえたり、できる限りの対策を自分ではしているつもりです。

症状がひどい時だけ市販薬でごまかしてどうしても我慢できないときだけ病院に行くようにしていました。

徐々に悪化する謎の鼻づまり

私が最近、特に悪化しているなと感じたのは、謎の寝るときだけおきる鼻づまり

左の鼻だけつまるのですが、右の鼻で息ができるし、昼間は普通に両方の鼻で息ができるので、特に呼吸に不便を感じていなかったのですが、最近、だんだんと顔の左側、鼻の左側の部分に鈍い痛みが出るようになってきました。

また、左の眉毛の眉頭のあたりから後頭部にかけても鈍い痛みが出るようになり、そろそろ耳鼻科の先生に一度見てもらうかと、やっと重い腰をあげることにしました。

耳鼻科の先生にダメ出しされる

なんで寝るときだけ鼻がつまるのか?

なんで片方だけ鼻がつまるのか?

こんな変な症状で病院に行ってもいいものかという迷いもありましたが、正直に「変な話なんですけど」と前置きして自分の症状を説明しました。

・4年ほど前に酷い鼻かぜをひき、以降鼻がつまりやすくなった。

・特に左の鼻の鼻づまりが酷く、市販薬等でごまかしていた。

・鼻水はおさまったが、左の鼻だけがなぜか寝るときにつまるのが治らず、顔や頭の痛みにつながっていると思うので何とかしたい。

4年前に鼻かぜを引いたときには、当時住んでいた所の近所の耳鼻科に行き、ちゃんと薬をもらっていました。

薬が切れると鼻づまりが再発するので薬局の薬を使いごまかしつつ、空いたときに病院に行くという方法を取っていたのですが、言った瞬間「それがダメ!」と言われました。

なんで片方だけ鼻が詰まるのか?

そもそも、慢性鼻炎の人は、常に鼻が炎症を起こしている状態とのこと。

炎症を起こすと皮膚は厚くなりやすく、それが原因で気道が狭くなり、鼻が余計につまるという悪循環になるそうです。

実は私、4年前の鼻かぜのときに、左の鼻から異臭がしたり鼻血混じりの青鼻が出たりと、左の鼻に受けたダメージが大きかったのです。

そこからはハウスダストの慢性鼻炎や季節性の花粉症を繰り返し、私の鼻は、右の鼻より左の鼻の方が腫れの酷い、左右で違う空気の通りの鼻になってしまったのではないかとのことでした。

アレルギー体質で慢性鼻炎の人が市販薬を使い続けると逆効果

そして、さらに自己診断で薬局の薬を鼻づまりの酷い左の鼻に使い続けたことがさらなる悪化の原因に。

薬局で売られている鼻炎薬には血管収縮剤が入った即効性のある鼻炎薬があります。

血管を収縮させることにより、鼻の粘膜の腫れを一時的に解消し、鼻の通りをよくする効果のあるこの薬。

ところがこの血管収縮剤は効果がきれるときに、前よりも血管が広がるという副作用があるそうで、長期間にわたって使用し続けると逆に鼻づまりを起こすようになるそうです。

慢性鼻炎で腫れた粘膜の人が長期間使うと、もともと厚かった粘膜が血管が広がるときに余計に腫れるようになるので逆効果なんだとか。

自己診断せずにきちんと病院に行くか、薬局の薬剤師さんに相談し、血管収縮剤の入っていない鼻炎薬を選ぶようにしてください。

寝るときだけ鼻が詰まるのはなんで?

寝るときだけ粘膜の腫れの酷い左の鼻がつまるのにも、ちゃんと理由がありました。

人間は、昼間は交感神経が優位に働き、人間の活発な活動を支えます。

逆に夜になると副交感神経が優位になり、寝るときは特にこの副交感神経が活発になります。

副交感神経は心臓の活動を抑制し、血管を広げ、体がゆったりとリラックスできる状態に持っていきます。

そうです、夜になると副交感神経の働きにより、昼間より血管が広がるんです。

そのため、昼間よりも鼻の粘膜の腫れは酷くなり、結果として、夜は鼻がつまりやすくなるそうです。

先生のおすすめの治療法

慢性的に鼻炎が続いてる人で、日常生活の改善でも効果のない人におすすめなのは、血管収縮剤の入っていない鼻炎薬を使うか、レーザーで鼻の粘膜を焼く治療法のどちらかだそうです。

私は、いきなり鼻をレーザーで焼くのは怖かったので、今回は鼻炎の飲み薬をもらいました。

寝るときに鼻が詰まり、日中は鼻水が気になるほどではないので、夜ご飯の後に飲む錠剤の薬を2種類もらって様子を見ることにしました。

もらったのは、

・デザレックス5mg錠

・モンテルカスト10mg錠

どちらも錠剤タイプの飲み薬。

飲んだら眠くなるという注意書きがありましたが、夕食後に飲むので眠気はほとんど気になりません。

これが昼間だったら、ちょっとぼ~っとなってしまうかもしれません。

あとで看護師さんにちょこっとレーザーで焼く治療法について聞いてみたのですが、鼻に麻酔をしてレーザーで焼くので、ほとんど痛みもなく、もちろん日帰りでさっと終わるようです。

私のように、慢性鼻炎で粘膜が厚くなってしまっているタイプの人にレーザー治療は特におすすめとのこと。

次来るときまでに考えといてと気楽に言われました。

そして、費用について聞き忘れました……。

ネットでいろんな病院のホームページを比較しましたが、費用はどこも9,000円程度。

そこに診察代や薬などの費用が乗っかるので、トータルでは10,000円以上でしょうか。

効果には個人差があって1年ほど効果のある人もいれば、4年ほど効果が継続する人もいるようです。

今回の耳鼻科の診察代とお薬代のトータルが2,300円かかったので、診察代やお薬代、通院費を考えるとレーザー治療の方が経済的な気がします。

さいごに

1年間ずっと薬をもらい続けるよりは、レーザー治療の方が年間の医療費は安くなりますが、花粉症の季節の1ヵ月だけとか短い期間なら、通院する方が安くなりそうですね。

私は、スギ・ヒノキ・カモガヤ・ブタクサと春と秋の花粉症に、梅雨時期から夏にかけてダニで鼻が機能停止するので、自分にはレーザー治療の方があってるんじゃないかと思います。

2週間後にもう一度耳鼻科に行く予定なので、それまでに鼻の粘膜を焼く心の準備をしておきたいと思います。

ただ、麻酔がききにくい体質なので、痛いんだろうな~という妄想でビビっちゃったらまた薬もらってきます。

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