おつかれさまです。
断捨離を始めたヤマヒナです。
急に思い立って断捨離を始めたんですが、服を捨てるところまで行きつけるでしょうか?
今回はめちゃめちゃ出てくる思い出の品をみて気づいた収集癖がテーマです。
もったいない精神からの収集癖?
みなさんは物を簡単に手放せる性格でしょうか?
私は掃除が好きだし、ゴミを置いとくのが嫌でゴミはさっさと捨ててしまうので、会社ではけっこう几帳面できれい好きな性格で通っています。
自分でもそういう性格なのかなと思っていたんですが、いざ捨て始めると、ため込んでいた思い出の品がいっぱい出てきて、自分も捨てられない人間だったんだなと気づかされました。
洋服を買ったときに入れてくれる丈夫な紙でできた紙袋。
ラッピングに使われていたきれいなリボン。
プレゼントにもらったタオルハンカチ。
特に人から貰った物が捨てられなくて、プレゼントのラッピングのきれいな箱や、手紙、メッセージカード、キーホルダー、置物、写真立て……。
引き出しの中や箱にしまったままの状態で、たくさん出てきました。
コレクションと呼んでも差し支えないくらい、物の種類や大きさに分けてにきれいに引き出しにしまい込んでました。
お察しの通り、捨てられない私には自覚のない収集癖があったんです。
もったいなくても使わない物は捨てる
もったいないですよね。
一度も使わないままくすんでしまったメタルフレームの写真立て、一度も使ってない大量のハンドタオル、一度も使ってないポーチ類。
でも、置いてて次に使う機会はあるんでしょうか?
経年劣化で見た目が悪くなったしまったら、もう人にあげることもできません。
くれた人に本当に申し訳ない気持ちになりました。
でも今回は心を鬼にしてゴミ袋へ。
しまい込まずに、次からはガンガン使って、そしてそれから捨てようと心に決めました。
タオルハンカチは、今使っている物のなかで汚い物を掃除用にし、未使用のタオルハンカチを(趣味じゃないんですけどそこは我慢で)日常使い用にしました。
ハンカチは本当にたくさんあるので、捨てるサイクルを早くして、次のお気に入りのハンカチをお迎えしたいと思います。
ポーチ類もよく貰います。
さらに雑誌の付録にもよくついています。
小銭入れや化粧品を入れているポーチは比較的早く汚れるので、使い勝手を見ながら使いそうなものだけ残して、あとはゴミ袋へ。
ほんとにもったいなくて心が揺らぎまくります。
雑誌の付録は希望者全員プレゼントとかにして、欲しい人だけホームページとかはがきで申し込むようにしたらいいんじゃないかなって、本気で思いました。
捨てにくい雑貨類
お土産にもらった小さな陶器の人形、民芸品の楽器、織物、オブジェとかのインテリア用品。
金属製とか陶器製とか、さらにちょっと大きいものとか。
貰った物ということで気持ち的にも捨てにくいし、ゴミ収集日的にも捨てにくいんですよね。
海外のお土産でもらった置物とか、気持ち的に捨てにくいし、素材が不明で分別が難しくてさらに捨てにくいし、とりあえずきれいに磨いてみるか……と思ったら、やっぱりもうちょっと置いとこうかな、なんて心が揺らぎます。
物を捨てれない人には心の傷がある?
自分でいらないと思った物は気にせず捨てれるんですけど、自分でいらないと思えない物は、使わない物でも捨てるのに抵抗があります。
そんな人の多くに共通することを、テレビでカウンセラーの人(だったと思う)が言っていました。
それは、子供のころの「自分の物を勝手に捨てられた体験」だそうです。
子供のころに自分のおもちゃを親に勝手に捨てられたりした記憶が、心の中に傷として残っていて、まだ使うかもと思った物を捨てることができずにため込んでしまうんだそうです。
それが酷い人は、飲み物の入っていたペットボトルや、汚れて着れなくなった服など、普通の人ならゴミとして捨てる物を、自分では捨てることができなくなるそうです。
これ、実は私の母親です……。
夏にお茶を入れて凍らせるからと大量のペットボトルをストックしたり、お菓子の包み紙なんかのラッピング用品に、スーパーのレジ袋、ちょっといい食品をもらったときの梱包用の桐箱、コンビニでもらえる割りばしや、プラスチックのスプーンとフォーク。
数えだしたらきりがないんですが、使用済みの割りばしやアイスの棒まで洗ってとって置いています。
そんな母親は、子供のころにしつけの一環で、しょっちゅう自分の部屋から荷物を近くの川に捨てられ、泣きながら拾いに行ったそうです。
そして私も、小さい頃にとても気に入っていたおもちゃを、母親に勝手に捨てられたことがあります。
学校から帰ってくると、そのおもちゃがゴミ袋に入れられているところを目撃してしまったのですが、当時は親に文句を言える環境でもなく、どうしても「捨てないで」の一言が言えずに目の前で捨てられてしまいました。
これをずっと覚えていて、親子喧嘩のときにたびたび「大切にしてたのに勝手に捨てた」というセリフが口から出てしまいます。
今思い出しても悲しい記憶ですし、めっちゃ大切にしてた物なので目の前で捨てられたのが本当に悔しくてたまりません。
こうした喪失体験を子供のころにしていると、大人になってからも、自分で捨てることに抵抗を感じるようになってしまうそうで、まったくもってその通りに成長してしまったんだなと思いました。
でもこのテレビを母親と一緒に見たことで、捨てられて悲しかった思い出を母親に話すことができてちょっとスッキリしました。
さいごに
きれいでまだ使えるものを捨てるのに、本当に抵抗があります。
でも置いてても使わないのは自分でもわかっているんです。
心に傷があるのはわかったので、親と話し合うネタの一つにもなりましたし、次は物を減らして身軽になりたいと思っています。
はたしてこんな調子で、洋服や本の断捨離までたどり着けるんでしょうか?
けっこう不安ですが、自分で自分を応援して、頑張って断捨離を続けたいと思います。
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